ザ・バウンサー
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南アフリカで要人警護を生業としていた男ルカス。彼は事故により妻を失い、娘とふたり故郷のベルギーで新たな生活をスタートさせた。ルカスは職務中の暴力事件をきっかけに職を失うが、新たにストリップクラブの用心棒としての職を得る。ところが暴力事件の相手が政府高官の息子であったため警察に弱みを握られたルカスは、裏で紙幣の偽造に手を染めるストリップクラブのオーナー・ヤンの動向を探るよう指示される。用心棒以外の汚い仕事も黙々とこなすルカスは次第にヤンからの信用を得ていくが、ある日娘のサラを人質に取られてしまう。ルカスは娘を救うべく闇の世界へ足を踏み入れてゆくが...。