バニーマン 殺戮のカーニバル
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砂漠でずた袋を引きずり歩く、ウサギの着ぐるみを着た男。バス停で袋の中身を取り出すと、それは幼い少年の死体だった…。寂れた見世物ホラー小屋にたどり着いたウサギの着ぐるみ、通称“バニーマン"。ここは彼の実家であり、かつて働いていた場所だった。幼少時の虐待で顔が焼けただれている彼は子供たちの格好のいじめ相手となり、ウサギの着ぐるみを脱ぐことが出来なくなってしまったのだった。実家に暮らす彼の家族と元同僚は彼を受け入れ、そこから恐ろしい計画が始まった。一家はホラー小屋を新たに立て直し、新アトラクションに心躍る子供や若者たちが集まってくる。そこが本当の“恐怖の館"だとは知らずに…