昆虫大戦争
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ある南海の島。昆虫採集い来ていた混血青年、秋山は一機の飛行機が火を吹いて落下していくのを目撃した。その飛行機は水爆を搭載してベトナムへ向かう途中の米軍戦略爆撃機であった。機は1万メートルの高度で昆虫の大群に襲撃を受けて墜落したのだった。水爆回収のため「折れた矢」作戦が遂行された。捜索隊が島に上陸すると、彼らは顎の肉をえぐり取られて死に絶えた機長、副操縦士、そして、記憶を失ってしまった黒人兵、チャーリーを発見した。彼らの所持品を身につけた秋山は、殺人容疑で逮捕されてしまうのだが…。