極道天下布武 第四幕
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尾張統一を目指す織木組。組長・織木信秀(西岡徳馬)の死によって長男・織木信長(小沢仁志)と次男・信行による壮絶な跡目争いが勃発、入り札投票により信長が二代目組長に選ばれた。それにより命を狙われた信長は、血縁関係にある岩崎信安(松田一三)、さらには信行までもを苦渋の決断の末殺害。そして時を同じくして、腹心・平子政秀(岡崎二朗)の自害、美濃・斉門組のクーデターによる義理の父・斉門道三(堀田眞三)の暗殺といった、多くの悲劇を生むこととなる…。
信長が二代目となり、全国のヤクザ組織もまた動き出す。関東では相模の南条氏康(深水三章)、中国地方では安芸の毛利屋元就(千葉真一)がそれぞれ勢力を拡大。そしてついに、長野を舞台に交わる、上村謙信(原田龍二)率いる上村組と、武部信玄(菅田俊)率いる武部組による因縁の対決が巻き起こる!!
そして最も大きな勢力、駿河の今西義元(誠直也)が自ら尾張進出。「象と蟻の戦争」と呼ばれる、最大の抗争劇が、ついに結末を迎えることとなる―!!