ワンダフルワールドエンド
7/8
モデルとして活動するも、なかなか売れない17歳の詩織(橋本愛)。売れっ子モデルを羨んだり、ゴスロリ趣味の服を事務所の社長に注意されながらも、なんとか自撮りやブログやツイキャスの配信で、ファンを増やそうと努力する日々。詩織と半同棲中の恋人・浩平(稲葉友)は、そんな必死な詩織の姿に呆れ気味だ。ある撮影会の日、詩織はいつも来るファン・13歳の亜弓(蒼波純)に声をかける。 家出をして来た亜弓を「助けたい」と、勝手に泊める浩平に怒った詩織は家を飛び出す。詩織に憧れて、ゴスロリの格好やアイフォンを真似し、詩織の好きなミュージシャン・大森靖子や浩平までも、詩織の好きなもの全てに焦がれる亜弓。一方、亜弓のブログやツイキャスを見て、しだいに、その純真さに心を奪われていく詩織。可愛くも過酷な世界に放り出された2人の女の子の物語を、大森靖子の歌声が強く、可愛く、激しく背中を押す。