わずか6歳で強大なバケモノを打ち負かした、恐るべき霊力の持ち主ワン・リン。高校に入学した彼を待っていたのは、普通の高校生として暮らすという難題だった。

岐山温氏による暴虐で世は大きく乱れていた。雲夢江氏、姑蘇藍氏、蘭陵金氏、清河聶氏は温氏討伐のため結託。射日の征戦と呼ばれる戦いが始まる。江家の仙師、魏無羨は鬼道の力によって大いに貢献し夷陵老祖としてその名を広めた。しかし、その強大かつ邪悪な力は次第に周囲に災厄をもたらすこととなる。仙門百家は魏無羨の討伐を決行し戦いの果て魏無羨は息絶えた。 魏無羨の死から13年後、禁術によって魏無羨は現世に蘇る。その夜、悪霊による怪事件に出くわし、再会した藍忘機と共に悪霊を鎮める。魏無羨と藍忘機は協力し真相を確かめに行く。調べていくうちに怪事件が13年前の出来事に繋がっていくのであった。

関係が冷めつつある皇帝と皇后は、不注意で共に池に落ちたのち、魂が入れ替わってしまう。その日から、字も読めなかった皇后（中身は皇帝）が突然帳簿まで読めるようになり、後宮の人々はこれに驚く。一方、武術に秀でているが、朝廷で大臣の話に全くついていけない皇帝（中身は皇后）は、周囲にバレないよう新たな日常に苦労する毎日。しかしそれをきっかけに皇帝と皇后は互いへの理解を深め…